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メルマガ第37号|Twitter、つぶやき
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特定非営利活動法人 協同労働協会OICHI公式メルマガ 第37号
2011年6月12日
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こんばんは。
湿気の多い季節に入っていますが、
皆様、お元気ですか?
前号でご紹介しました、
協同労働協会OICHIの坂佐井理事長の
Twitter(@oichi_npo)での
“続ける”ことについてのつぶやきについて
今週も考えてみたいと思います。
「なんでもそうだが、やり続けるというのは大変である」
「続けていれば、失敗はない。
そして続けていくことが、力になるのだと思う。」
私達は毎日、来る日も来る日も、色々な事を“続けながら”
日々、生き続けています。
食事をして、顔を洗い、歯を磨き、仕事をして、
週末起業もやり、夜になれば眠る。
また、普段あまり意識をしていないものの、
呼吸をし、体内には血液が流れ、心臓が鼓動を打ち、
食べたものは消化されています。
これほど馴染みがあって、半ば日常的になっている
“続ける”ということ。
にも関わらず、私達が何かを志して、
「○○をやって行こう!」と活動していると
時として「続ける」ことがきつくなり、
投げ出したくなったり、止めてしまいたくなったりするのは
いったい何故なのでしょうか?
呼吸、心拍、血液循環など細胞の働きは
私達の生命維持にとって
欠かせない活動であることは言うまでもありませんが、
私達は普段これらのことをほとんど意識せずに
生活することができていますね。
それは、私達の意識でコントロールできるものではなく、
無意識のうちに細胞が働いてくれている、
という感覚ではないでしょうか?
一方、食事をしたり、顔を洗い、歯を磨き、仕事をして、
夜になれば眠るというのは、
ある意味やらずにはいられぬものです。
どうもこのあたりに、
“続ける”ことのヒントがあるのかもしれません。
これに対して、
ダイエットをする、とか貯金をする、とか週末起業をやる
など「○○をやろう!」
という場合は、自分の意志と努力が必要になりますね。
何をやるかにもよりますが、
ある程度の時間をかけないとできない事に関しては
気の遠くなる程、長~い、長~い間、
やり続けなければなりません。
日々、生活しながら様々なイレギュラーな事が
降りかかってきたとしても、
それでも続けていかなければならないところに、
理事長の「やり続けるというのは大変である」
という言葉の意味が重みを持って迫ってきます。
そして、そこに、きっと自分自身の
やる気、動機、モチベーション、本気度が
絡んで来るのでしょう。
つまり、「○○をやろう!」の○○を
果たしてどの位やりたいのか?
ほんのちょこっとだけやりたいのか(笑)?
気楽に片手間でやりたいのか?
ある程度真剣に取り組んでいきたいのか?
他のことに優先してでもやりたいのか?
あるいは、
他のすべのあらゆることを犠牲にして、
全てを放っぽり出してでもやりたいのか?
仮に途中で止めてしまったということは、
結局は、それまでのことで、
実際はたいして、
それほどやりたいことでもなかったということになるのでしょう。
これは悪い事ではなく、むしろ
「それほどでもなかった」ということが分かったということで、
それはそれである意味大きな収穫ではないかと思います。
そして、理事長の「続けていれば、失敗はない」
という、“つぶやき”。
厳密に言えば、仮に途中で何度か失敗してしまったとしても、
その都度またそこからやり直せばいいだけですね、
本当にやっていきたいのであれば。
2回失敗したら、2回やり直し、
10回失敗したら、10回やり直す。
100回失敗したら、100回やり直し、
1000回失敗したら、1000回やり直す。
“成功”するまでやり続ければ、
最終的に失敗する訳がない。
もっともここで言う“成功”の意味合いは、
各自それぞれ違うとは思いますが。。。
ここでは“成功”という言葉を“自分が納得するまで”と
言い換えた方がいいかもしれません。
なぜなら、何をもって“成功”とするか、その中身は
各個人が決めることですから。
“成功”したいなら、“成功”するまでやりつづける。
物事というのは実は思った以上に単純なのかもしれません。