- Home
- メルマガバックナンバー
- メルマガ第71号|ブランド力の強化
メルマガ第71号|ブランド力の強化
◇◇◇────────────────────────────────
特定非営利活動法人 協同労働協会OICHI公式メルマガ 第71号
2012年10月14日
────────────────────────────────◇◇◇
こんにちは。
皆様、ご無沙汰しておりますが、
いかがお過ごしでしょうか。
まだ時折、うっすらとしか漂って来なくとも、
金木犀の芳香は季節の変化を否応なく感じさせられる一方で、
昼間の日差しや気温の高さはまだまだ夏そのものという日もあり、
まるで夏と秋が共存しているかのような印象を受けるのですが、
皆様はいかがでしょうか。
昔であれば、金木犀と夏の日差しは両立しえなかったはずですが、
このような現象はやはり、地球の温暖化の影響でしょうか。
海外メディアの報じるところによると、
デンマーク領のグリーンランドでは、
気温の上昇で氷が解け始めたことで、
地下資源の採掘が以前よりも容易になり、
資源から得られる利益を考えると
今の立場がもっと改善できるのではないか、という期待感の元に
デンマークからの分離独立の動きの可能性も見られるなど
温暖化の影響は思わぬところにも波及している様です。
そんな自然環境の変化だけではなく、
我々の身の回りでは、
長引く不況など経済の失速などの環境に見舞われている訳ですが、
先日の日経新聞では、難局を乗り切っていく手段のひとつとして
「ブランド力の強化」についての記事がありました。
それによると、
「強いブランドの条件は、感性的な価値と深く結びついていることだ。
価格や性能などの数値化しやすい価値にとどまらず
・・・・・・人の感性や情緒に訴えかける魅力が要る」。
そして、例として米アップルがブランド価値を高めたことについて触れ、
「日本企業もヒト・モノ・カネ・情報に続く、
「第5の経営資源」といわれるブランド戦略に本気になるときである。」
と記載されています。
この記事は主に日本企業について言われていることですが、
我々週末起業家であれば、尚更、ブランド化とは無縁ではいられず、
どう対処していくかで今後の歩みが変わってくるのでしょう。
「感性的な価値と深く結びついたこと」
「人の感性や情緒に訴えかける魅力」
これを各自のビジネスに具体的にどのように落とし込んでいくか。
皆様は、「第5の経営資源」にどう取り組んでいきますか。