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メルマガ第44号|ジョブズCEOの辞任
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特定非営利活動法人 協同労働協会OICHI公式メルマガ 第44号
2011年9月18日
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皆様こんにちは。
9月に入り、晴れる日が多くなりましたが、
その分気温も上がり、夏のような気候が続きますが
いかがお過ごしでしょうか?
先号で米Apple社のスティーブ・ジョブズCEOの辞任に際しての、
「アップルの収益度外視の方針が結果的なアップルを大きくした」
というロイターの記事をご紹介しました。
大筋では、
「収益というのは最終的な目的ではなく、
むしろもっと大きなものの結果なのだ」
という論点で述べられたものでしたが、
この記事に対しておそらく、
さまざまな捉え方をされているのではないかと思います。
例えば、実際にフィードバックをいただいたものの中には、
「数字を追いかけるのではない、とは言っても
起業している方は、常に数字を追いかけている。
実際に、生活していくためには仕方がない部分がある」
というものがありました。
実際には“綺麗ごと”では済まされない現実がある
ということになるでしょうか。
生活に直結したものとなれば、
何よりも目の前の売上が必要ですし、
数字をつくる必要があり、
収益の度外視などとんでもない、
何よりもまずは収益を確保せねば、
ということになるのかもしれません。
また、世のため、人のためになることをやっていれば、
売上は後からついてくる、と言っても、
では「いったいいつ、ついてくるの?
それまで会社がもたないよ」という声もありそうですね。
あるいは逆に、そもそも売上を上げることが悪い、
などと、稼ぐことそのものに対しての
疑念や後ろめたさを感じてしまう、
場合によってはそんな風に受け取ってしまうことさえ
あるかもしれません。
一方で、よくよく考えてみると
以下のような疑問が生じてくることはないでしょうか?
・アップルは果たして最初の最初の段階から
本当に数字を追いかけていなかったのだろうか?
・もしかしたらある程度事業が軌道に乗ってきたところで、
方針を転換したということはないのか?
・収益度外視の方針には
何かきっかけがあったのだろうか?それはどのようなものだったのか?
・路線を変更したとすれば、
それはどのようなタイミングだったのだろうか?
・この方針はスティーブ・ジョブズCEOが一人で決めたことだったのか、
あるいは他のスタッフとのディスカッションの中で
出てきたものなのだろうか?
・ディスカッションがあったとすれば、
それはどのようなディスカッションが繰り広げられたのか?
・決定に当たり反対者はでなかったのか?
もし、いたとしたらどのようにして反対派を納得させたのだろうか?
他にもまだまだいくらでも出てくるのではないかと思います。
これらの疑問点については、
今回の記事では解明されていませんが、
アップルについて、アップルの成功について、
そしてスティーブ・ジョブズについての興味を掻き立てられたとしたら、
この点においても今回のロイターの記事は
多くの方に大きなインパクトを残した、秀逸な記事だと
言えるのではないかと思いますが、
皆様はどのように感じられましたでしょうか?
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