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メルマガ第26号|大学新卒の就職率、英語を社内公用語化
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協動起業、協同労働のマッチング支援OICHIサークルマガジン 第26号
2010年01月09日
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皆様、新年明けましておめでとうございます。
先の見えない、新たな時代に向かって
2011年が幕を明けました。
既に始動されていることと思いますが、
ウサギ年のスタートはいかがでしょうか?
昨年、大学新卒の就職率が60%、というニュースが流れました。
一方で、英語を社内公用語化し、
グローバルスタンダードで海外進出を行っている企業や、
日本人ではなく優秀な外国人を積極的に採用する方針を取る企業もあるなど
ますます雇用をめぐる環境は混迷を極めつつあります。
まるで私達日本人は、
もはや外国人とも競争して仕事を獲得していかなければならない時代に
入りつつあることを暗示しているかの様でもあります。
それにしても、
新卒でも就職ができない、
ということは
非常に簡単でおおざっぱな言い方をしてしまえば、
そもそも“仕事がない”、
ということになります。
だからと言ってまさか、
仕事がないなら、仕事はしない、
と開き直る訳にもいかないですよね(笑)
では、いったいどうしたらいいのでしょうか?
他の人に負けないスキル、能力を高め、
一歩抜きん出た存在となることでしょうか?
それとも、一旦、“この国を出て”
他の国で勝負してみることでしょうか?
あるいは、仕事がないなら
「自分で仕事をつくってしまえ」
ということでしょうか?
他にも色々と選択肢は考えられると思いますが、
どれも口で言うのは簡単なことです。
実際に行動に移し、
トライアンドエラーを繰り返していく中で
掴んでいく他なさそうです。
ただ、ここまではあくまでも個人レベルでの話。
仮に、自分のスキルをアップさせたり、
海外へ行ったり、あるいは自分で仕事をはじめたりして
仕事に就くことができたとしても、
未だその他多くの方々が仕事に就けていない、
といった状況が続く現状では、
雇用に関する根本的な問題解決にはなりません。
現在、【協同起業ネットワークOICHI】は、
こうした個人のレベルはもちろん、
その上を一歩超えた、先を見据えての
活動に関わっています。
ただこのような雇用に関する問題は、
本来、政治が取り組むべき問題のハズですが
OICHIは県会議員の支援の下で
気ごころの知れた仲間とビジネスを行う「協同起業」、
各個人の得意なこと、強みを活かして社会貢献を行う「協同労働」
を通じて、
”生涯現役で働くための場”
をつくるべく、このような活動にも邁進しています。
これは、現在の日本において新たな雇用環境にまで踏み込んだ、
ある意味、ひとつの壮大な実験、
とも表現できる様な斬新な取り組みと言えそうです。
2月にはいよいよ
NPO法人「協同労働協会OICHI」
が発足します。
今年もそんなOICHIの新たな動きを逐一お伝えしていければと思っております。