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メルマガ第66号|週末起業フォーラム、田町、女性就業支援センター
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特定非営利活動法人 協同労働協会OICHI公式メルマガ 第66号
2012年7月22日
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皆様こんにちは。
梅雨が明け、いよいよ夏本番を迎えます。
本来であれば頭上に広々と展開しているはずの薄いブルー色が、
ねずみ色がかった雨雲に遮られてしまっている最近の空ですが、
いかがお過ごしでしょうか?
協同労働協会OICHIの出発点であり、スタート地点であった、
週末起業フォーラムの「夏の大交流会」が
先日21日(土)、田町の女性就業支援センターで開催されました。
今年のテーマは、
「週末起業コラボレーション~強み×強みで勝負をかけろ!」。
コラボレーションはまさにOICHIの協同起業のコンセプトで、
“強み×強みで勝負”は、
先日の江森克治氏による講演会、
「協同起業が日本を救う!スモールビジネス進化論」での、
「協同起業の本質は、自分の不得意を補うのではなく、
自分の得意を誰かの夢のために役立つこと」
というお話を思い起こさせてくれます。
さて、イベントの数あるプログラムのラストを飾ったのが、
週末起業フォーラムの森氏によるまとめ講演
「結果を出すコラボレーション~今日の出逢いの活かし方」でした。
コラボをうまくやっていく秘訣がいくつかご紹介されましたが、
その中でも最もインパクトがあった項目が、
「無理に組まない」
ということでした。
相手と組むことがコラボの本質であることを考えると、
無理に組まなくてもいい、
というのは何か逆説めいている感じがします。
週末起業家と起業家のコラボが続かなかった事例も紹介されましたが、
置かれている状況や立場、ものの考え方や価値観、
ビジネス(事業)に対する情熱の温度差などにズレが生じてくると
コラボはうまく行きにくい、ということになるのでしょうか?
そう考えると、もしかしたら、
相手をよく知る、というのがそもそものコラボの原点なのかもしれません。
筆者の週末起業の先輩は、
「人というのは10年くらい付き合わないと分からない」
とよくおっしゃられているのですが、
それだけ人を良く知るには時間がかかるということを
言い表しているのではないかと思います。
そして、交流会や飲み会、会食、その他諸々があり、
そのような場を通じてコニケーションを図る中で、
少しずつ、相手というものが分かってくるのかもしれません。
そうしてゆっくり、じっくりと人間関係を培っていくことが、
結果的にはより良いコラボレーション、
協同起業への近道になるのではないか、
そんな印象さえ受けたお話でした。
もっともコラボレーションと言っても
短期的なイベントやプロジェクトを含む様々な形があり、
そのような場合にはまた話は別になるとは思いますが。
そして、相手を知るためには
そもそも、まず“己”を良く知らなくてはなりませんね、当然ながら(笑)
これに関しては改めて考えてみたいと思います。
皆様は“コラボレーション”についてどのようにお考えでしょうか?