仲間とのつながりが夢の実現につながる
生涯現役で人生を全うするには、今からの
行動が大変重要です。
これまで見てきたように、OICHIメンバーの
ビジネスというのは、地域や社会の課題に対して
それを解決する社会性の強いビジネスが多いです。
でも彼らも初めから作れていたわけではありません。
しかも1人で作り上げたものでもありません。
人とのつながりの中で、夢を持ち続け、それを応援
してくれる仲間の中で構築していったのです。
こうした自分のやりたいことの実現が必要な
背景には、国は豊かになれど、そこに住む
国民は必ずしも豊かではない。
経済大国日本という国に生まれながら、
自殺者数は世界で第6位。
そのうちの3人に1人が、60歳以降です。
その理由も「経済的理由」「健康的理由」
そして「生きがいの喪失」です。
日本は全くもって夢のない国になって
しまいました。
夢の持てる国日本の復活をするには、
個人個人の経済を安定して豊かにすること。
それには、人と人とがつながって、
知恵を出しあうことが必要です。
OICHIでは自分の事業を会員間で応援しあう
協同起業支援と、収入の複線化として、仲間で
収入を作りだす協同労働支援を行っています。
起業した人が苦しむ時期は起業後、2~3年後と
言われているようです。
最初の短期計画で入っていた収入が徐々に減少し、
貯金も少なくなっていくのもこの頃です。
そうした中でOICHIが協同起業・協同労働を
取り組んでいくためには、やっぱり起業支援を
していく必要があります。
人口が減少していく日本においては、
大企業的大量生産の時代は終わりました。
個人の起業家や小さな企業が、進むべき道は、
低価格戦略ではなく、どうしたら価値を高める
ことができるのか!
自分(企業)の価値を高めるための活動が
必要になります。そもそも低価格で大企業に
対抗しても勝てません。
これから事業継続していく為には、
価値を作るために信頼関係のある仲間と
知恵を出し合う必要があります。
仲間との協同起業を継続して
新しいサービスや付加価値を築き上げる
ことが、唯一の事業継続への道だと思います。
コラム・アンケート:普通の方の起業・独立のイメージ
簡単に起業などできない
起業のイメージは「誰でも出来ることではない」というイメージです。「誰でも起業する気持ちさえあれば起業できる」なんてことはないでしょう。
そんな簡単に起業できるはずありません。起業する種類がどれくらいあろうと、ピンからキリまでたくさんの職業があっても、簡単に起業などできないとわたしは思っています。
実際「一生懸命勉強しても起業できるかどうか」という世の中だと思います。運よく起業できたとしても続くかどうかが問題です。