9回 運がいい人は、いい出会いをしている―。運がいい理由、その第1はやはり「人」です。
みなさんこんばんは。
NPO法人協同労働協会OICHIの理事長しています
坂佐井です。
「運を運んでくるのは、人。基本的に、運は人との出会いに
よって決まる」
類は友を呼ぶというか、不思議なもので、運のいい人の周りにはいい
人が集まってくる傾向がある(もちろん、その逆も……)。そして、
その出会いがさらに運を良くしていくという良循環に。
まさに運は人なり!
出会いがもたらす幸福感。人の中から運を拾う!
「人の幸福感というのは、対人行動が大部分を占めている。つまり
いい人と巡り合えることは、その人の幸福感に直結するわけだ。
人に出会ってこそ運が動き、幸福感がもたらされる。ひとりでじーっと
待っていたら、いつか幸運が転がり込んで来る、なんてことはまずな
い。
「だから、とにかく外に出て、動いて、人に会う。いろいろな運が
交差している中に出ていかないと、いい運は拾えませんからね。
幸運を呼び込むためには、自分自身の心を常に外側に向かって
開いておくことが大事」
OICHIではまさに仲間との情報共有をしている。
ここに参加すれば、様々な今までに出会ったことのない人にも
出会う可能性がある、僕も会社と家の往復を辞めてOICHIを
作ったことで、おそろしく出会う人の数が増え、考え方から、
人生の楽しさまで教えてもらった。
今まで抱えていた悩みも、小さなことだと思えるようになった。
結局日本の問題は、いい意味でも悪い意味でも環濠集落的な環境で
あること。
つまり島国なので、常におなじ人と顔を合わせる必要がある暮らし方が
昔から備わっていて、そこから嫌われると村八分にされてしまう。
だから人に嫌われないように、気遣いが重要になってくる。
これを守れているうちはいいが、一度ケチがつくと、組織的な
いじめが発生する。
今の学校のいじめ問題も、大人になればもっと広い世界があることを
知っていても、子供である当事者にとってはクラスが自分の世界で
ある。
そこでいじめにあうことは、自分の居場所がなくなると思ってしまう
人生も終わりだと思ってしまう。
大人の世界でも、会社の組織が自分の生きる世界だと思ったら
その会社に生きていけるうちはいいけど、生きられないとなったら、
人生が終わってしまうと思ってしまう。
一つの組織にいることは楽だから、そこで上手くいけばそれで
いいと思ってしまうことが問題なのである。
そのとき突然、いじめにあう。仕事がなくなる。
そうなったとき、他のいくべき世界があなたにあるだろうか!!
これ大事かも。
この問題は、一つの組織にいるのではなく、いろんな組織に
入ることが必要だということ。居場所をいくつも持つことで、
解決の一つにはなるのかなと思う。
今は地域にたくさんのコミュニティもあり、居心地のいい居場所が
必ずある。そこでいろんな人と出会い活動をすること。
いろんな人に出会うと、思いこんでいた考え方が変わっていくので、
どんどん人に会って、自分の世界を広げることが大切だと思う。
それが結果、運も良くなっていくんだろうね。
運は人との出会いが大事なのだ!
コラム:起業・独立成功談(30代・男性)
父が独立して自分のお店を持ちました
私が小学生の頃、父が独立しました。それまで10年ほど洋食店で調理師として働いており、そこからの独立という形です。
これまでにお客さんをしっかりと掴んでいたこともあり、開店当初はすごく忙しく、毎日が予約でいっぱいでした。
また、父は食材にこだわりを持って仕事をしていたため、評判が評判を呼び結構な有名店になることも出来ました。
ただし、順風満帆に営業出来てきたわけではありません。リーマンショック時は本当にヒマで、お客さんが1人もこないという日もあり、店をたたむことも考えたそうです。それまでに蓄えておいた貯蓄を切り崩しながらの生活だったようです。
現在は景気が回復してきたこともあり、以前ほどまではいかないものの、順調に営業出来ています。
しっかりと顧客をつかんでいた事、不景気でも食材の品質を落とさなかったこと、しっかりと蓄えていた事が父が独立に成功した理由だと思います。