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メルマガ第09号|週末起業、ワークショップ、渋谷
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協動起業、協同労働のマッチング支援OICHIサークルマガジン 第9号
2010年5月9日
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こんにちは。
GWも終わり、風薫る爽やかな5月ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今月からはイベントも目白押し、
ポカポカ陽気と共にノッテ行きたいですね!!
今号からは「OICHIサークル」から実際に立ち上がっている
ビジネスについてご紹介したいと思います。
本日はトップバッターとして
「iroriワークショップ」をご紹介します。
このワークショップは、
自分自身のこれまでの人生や仕事などを振り返り、
自分の棚卸しをすることで、
自分にはいったいどのような強みがあるのか、
について周りの人に話し、そして周りの人の話を聴きながら
探っていくものです。
週末(起業)活動を進めていくにあたって
自分をよく知るということは、
様々な人と関わり合っていく中で
ベースとなることと言えるでしょう。
自分はいったいどんな人間で、
どういうことが得意で、
従ってどういうことを提供することで
人や世の中のためになることを行なうことができるのか?
このことが実際の起業のネタやサービス内容に
大きく反映していくのではないかと思います。
「irori」とは「囲炉裏」のことで、
皆で「囲炉裏」を囲むかのように、
OICHI認定ファシリテーターが導いていきます。
「自分のことは自分が一番よく分かっている!!」
「自分の強みくらい分からなくてビジネスをやってられるかー」
と思っていらっしゃるあなた。
ちょっとお待ちください!
「ジョハリの窓」
という言葉を聞かれたことがありますでしょうか?
心理学者のジョセフ・ルフトとハリー・インガムが発表した
「対人関係における気づきのグラフモデル」
とされています。
自分、あるいは他人から自分のことを見ると、
自分とはいったいどんな人間なのか、
それをうまく示していてくれているものです。
それによると、
人間の自己には、
(1)自分が知っていて、他人からも知られている自分・・・開放の窓
(2)自分は知っているが、他人には知られていない
(知らせていない)自分・・・秘密の窓
(3)自分では気がついていないが、他人は知っている自分・・・盲点の窓
(4)自分でも分からず、他人からも知られていない自分・・・未知の窓
があるとのことです。
「自分のことは自分が一番よく分かっている!!」
というのは、「開放の窓」の部分だったのですね。
なるほど、この4つを見ていると、
我々人間は自分を完璧に理解している、
ということはまずないと言えそうです。
人は誰一人として、
そもそも己すら理解しきっていない、
という何か人間というものの脆さ、不思議さ、
そして神秘性をも感じさせられます。
まあ、そんなことはさておき、
特に注目したいのが(3)盲点の窓、
ココに何かヒントがありそうです。
自分の知らない自分。
ビジネスに関して言えば、
自分ではあまり気づいていなかった以外なスキルが
他人の目にはしっかりと移っている。
自分でも特に意識したり、できると思っていなかったことが、
他の方から見れば強みとなっていた、
ということもありそうです。
例えば、
「自分は人と関わることは好きだとは思っていたが、
実は人の良さをうまく見つけ出してその能力を
引き出していくのがうまいということに気がついた」など。
実際、OICHIサークルメンバーの中には、
自分の中に眠れる意外なスキルを発見し、
それを伸ばしていくことで
売上につなげているメンバーがいます。
ギリシアの哲学者ソクラテスは「無知の知」
と言いましたが、
私達は「自分について、いかに知らないか」
ということに気づくことが
まず最初の第一歩と言えるのかもしれません。
自分について改めて整理してみたい、
そんな思いをお持ちの方は、
今一度、自分について“盲点”となっているところを
見つけてみるというのも、
今後の(週末)起業活動に有用となる可能性があります。