大企業の経営者に学ぶか?中小企業の経営者に学ぶのか?
個人事業主、週末起業家、中小零細企業経営者が多いOICHI会員が目指す方向、学ぶべき相手は間違いなく大企業ではなく地域企業と言われる中小企業です。
横浜では何十年、何百年と長きに継続している企業がたくさんあります。
その企業のほとんどが地域に根差し、人を大事にしています。
インターネットでアクセスアップを図ることも必要だし、SNSの存在も無視できませんが、それは第一前提に人とリアルに交流し、人脈を繋げていくための手段ではないかと思っています。
私なりにひも解くと、大企業はグローバルな市場の中で勝ち負けという競争社会の中で生き残るための戦略を取り、中小企業はローカルな特定な地域と関わりを持ち、同じ地域で活動している仲間と「分かち合い」の精神で一緒にリアルに協同していく戦略ではないかと解いています。
起業家や週末起業家が長きに渡り継続して事業を続けていくには、地域に長く根差して継続している中小企業の姿こそ、見習うべきことかと思います。大企業を作るという個人事業主さんでしたら、また別ですけど(笑)
OICHIが会員間の交流会をなぜ執拗に開催するかといえば、まずは仲間とのリアルな繋がりと「分かち合い」そこが継続のスタートだと思っているからです。
人でも地域でも繋がるということの意味はSNSではありません。リアルです。 リアルあってのSNSだと思います。
私はOICHIを通じて様々な人と出会い、協同していく中で、時には意見の相違があったり、価値を共有できずに上手くいかないこともあります。
少し自分に合わないとチームを辞めたりする人もいます。そういう人は本当にそれでいいのかと思います。
人は1人では生きて行けません。 全てを自分の思うとおりにして稼げる人なら別ですが、果たしてそんな人が世の中にどれだけいるのでしょうか?
お互いの価値を共有する、認め合うことが必要なのではないでしょうか?
個々に素晴らしいリソースを持っているその力を繋げてチームにしていければ、何十倍という力が発揮できるはずです。
OICHIは「協同」です。 仲間と信頼関係を築いてこの世の中を乗り越えていきましょう!
コラム:起業・独立成功談(40代・男性)
起業した後の人脈、業種の広がり
友人が自分の店(飲食店)を開業しました。安定した企業を40代にして退職し、飲食関係の経験を積むためにレストラン、居酒屋でアルバイトをしながら生計を立てつつ、準備を始めました。
縁あってイベント、祭りなどの場で臨時で自分の屋台のような店を出す機会も増え、後に週末だけオープンの店、そして最終的には常設の店舗を持つに至りました。
最初は大繁盛というわけにはいかなかったようですが、それでもそこそこ安定してお客さんは来ていて、何とか回ってはいたそうです。
その後、常連さん達が集まってカラオケ、イベント、パーティなどを開く機会が増えてからは、いろいろと人脈がつながり、頻繁にイベント会場のような使われ方もしていって、大変盛り上がっているようです。
その勢いで隣の空きテナントも借りてイベントスペースを開設、様々な用途のレンタルスペースとして利用されているようで、単なる飲食店の枠を超えて賑わっているようです。