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メルマガ第33号|仕事やビジネスへの影響
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協特定非営利活動法人 協同労働協会OICHI公式メルマガ 第33号
2010年4月17日
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だいぶ暖かい日が増えてきましたが、
皆様いかがお過ごしですか?
東日本大震災と東京電力原発事故で、
仕事やビジネスに少なからず影響が出ている方も
多いのではないでしょうか?
先週、福島第一原子力発電所の事故が
チェルノブイリ原発事故と同規模の
「レベル7」であると発表されました。
更に、再臨界の可能性の疑いもあり、
水蒸気爆発が起こると
現在よりも多量の放射性物質が流失し始め、
風向き次第では東京も避難区域の対象になる可能性も
指摘されるなど
まだまだとても
事態が沈静化しているとは言えない状況です。
今回の東京電力原発事故の報道の中で
よく聞かれた言葉の一つに
“想定外”というのがあります。
予め、起こるかもれないことを
想定していなかった、あるいはできていなかった、
ということですね。
つまり、もし仮にこうなったらこういう事態を招き、
次にこういうことが起こるのではないか、
というふうに想像することができなかった、
ということになるでしょう。
従って、事前にこういう対策を立てておいた方がよい、
とはならず、逆に、まさかここまでのことは起こらないだろうから、
まあ、この位の対策で十分だろう、
と高をくくっていたと判断されてしまっても仕方がありません。
地震が頻発する日本で原子力発電、
事故が起これば放射性物質の流出の危険性と
常に隣り合わせの状態にあったのにも関わらず、
なんともお粗末な話ではありますが。。。
でも、起業や独立を目指して活動している私達は、
このようにならないように心がけたいものです。
災害の影響で例えば本業などに影響が出て、
「想定外だー」なんてただ騒いでオロオロしているよりは、
むしろ余裕をかまして、
「常日頃から準備してますので」
とさらっと語って素早く次の行動に移っていたいですね。
協同労働協会OICHIのイベントや講座に参加されている方々は
おそらく「週末起業」を行っている方が多いと思われますが、
このような行動を起こして複数収入源を確保していること自体が
意識している、しないに関わらず、
既に先々の事に対しての対策としての意味をも持ち始めている
ということになるのではないかと思います。
ある学者によれば、
日本の地殻は既に「パンドラの箱が開いてしまった状態」で、
もはや地学的な安定期は終わりを告げたとのことです。
もしこれが実際に正しいとすれば、
これからの日本は
常に「揺れている」のが当たり前の状況になるかもしれません。
今まで安全で確実だと思っていたことが、
もはや当たり前のものではない。
頭を切り換えていくことが必要かもしれません。
このような状況で自分は果たして今後
自分は何を選択して、何を重視していくのか?
今度同じような地震が仮にもし東海地方で起きたら、
今度は中部地方にある原発がダメージを受けて
偏西風に乗って関東地方へ放射性物質が流れてくるかもしれない、
など様々な事を“想像する”ことはできるはずです。
こうした様々な想像をめぐらせて
最悪の事態を“想定”し、
それでもなお、想定できないことが起こりうることも考慮した上で、
各自腹をくくって生きていく他なさそうです。
そのためには、
ひとりひとりが
怒りを向けるべきところにはきちんと怒りをぶつけ、
自分の意見表明をして、
日本の行く末について考える一方で、
自分はビジネスを通じて何をどう行っていくのか、
そして、そのためにはどんな仲間と
どのように協力することができるのか?
今こそ、自分の考えを周りの人にぶつけ
ガチンコで議論していくときなのではないでしょうか?
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