5回 既婚者は未婚者より幸せ
みなさんこんばんは。
NPO法人協同労働協会OICHIの理事長しています
坂佐井です。
幸福感が家族にとって重要なのは、人類がここ数百万年も(おそらく
400万年以上)、家族を形成するという形態をとってきたためのようで
ある。
既婚者は未婚者に比べて幸福感をより感じることがわかっている。
また、結婚生活にはストレスがつきものだが、夫婦間での“適度な”
ストレスは脳機能を高め認知症の予防にもなるという報告もある。
だが、実は結婚による幸福の感じ方には男女差があるようだ。
例えば共働きの場合、男性の年収が女性より多いほうが結婚生活は
うまくいく(1.3倍ほど多いのが良い)。
また、夫からのサポート(家事手伝いなど)はあったほうが良いことは
間違いないのだが、サポートはほどほどがよく、あまりサポート
されすぎると結婚生活の満足度は下がるようである。
妻から夫へのサポートのしすぎも同様だが、夫婦関係に関する多くの
研究をみると、意外にも夫から妻へのサポートのしすぎはもっと
よくないというデータがあるようだ。
家事などにおける役割分担を一定にすることも重要。
分担する役割を頻繁に変更すると結婚生活の不満度が増し、
離婚のリスク要因にもなってしまうので注意が必要。
最近うちも奥さんが働き始めたので、休日は子供の面倒をみている。
今までも見ていなかったわけではないが、奥さんがいなくなると、
やることが増えることに気づいた。
子供のトイレの世話、水筒の用意、着替え、昼寝の時間確保などなど
今まで奥さんと一緒に出かけるときは、何も気にしてなかったけど
トイレと言われれば、一緒にトイレに行ってさせてやったり、
水筒やらハンカチやらいろいろと用意するものがあったり・・・
この間は子供を公園に連れて行って、サッカーで遊んで、
家に帰って、着替えさせずにそのまま昼寝させたら、
風邪をひかせてしまった・・・
奥さんに怒られたのは最近の話し(笑)
子供の面倒はみなくてはいけないが、あまり家の事を
やられるのは、嫌がられる。うちのケースはそれにあたる。
せいぜい、掃除くらい。
洗濯などはやらないでほしいといわれる。
まあこれは各家庭において違うと思うが、皆様は
いかがでしょうか?
共働きといえばOICHIでは収入の複線化を掲げているが、
会社を辞めて独立する人も多い。でもその多くは未婚だったり、
既婚者でも子供がいない場合が多い。
逆に女性の場合、パートではなく自分で起業する人でも子供が
いたりする。
旦那さんの安定収入があるからともいえる。
旦那さんを踏み台にしてというと聞こえは悪いけど、旦那さんが
元気で働いているうちに、奥様も自立・起業を意識して活動して
みたらいいと思う。
社会は女性の活躍なくしてよくならない。
是非、起業しよう!
そのときは、まちなかbizあおばをご活用ください(笑)
コラム:起業・独立成功談(30代・男性)
営業マンから漁師になった彼。
その知人は、かつて某住宅メーカーの営業マンで、私とは同期入社の男性でした。元々、仕事熱心で営業マンとしても熱い人柄でしたが、結婚を機に『オレ漁師になるわ!』とあっさり退社し、その当時、家つきレンタル船つきで面倒をみてくれるという某有名漁港へ引っ越していきました。もちろん始めは見習いの身。船酔いの毎日の中、怒号をあびる日々…明らかに大変そうでした。周りは何故、漁師に??疑問は勝るばかりでしたが、数年が経ち、本人がついに独立すると彼は、新鮮な魚のネット販売事業を展開し始めました。それは流行りの雑誌にも取り上げられ、テレビ取材も受けるようになりました。今現在、起業から10年が経ち、彼は一人の娘さんにも恵まれ、奥様とも仲良く?今でも同じ漁場で漁師をしています。売り上げはさほど良い訳ではなさそうですが、なんとか元気に生活はしているようです。彼が何故、漁師になったのか?それは未だに定かではありませんが、当時の会社は彼が退職後すぐに倒産し、当時の営業マンの同期達も皆今は全く別の職業になっている今となっては、彼は成功者の一人なのかも知れません。