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メルマガ第64号|ブルースカイ
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特定非営利活動法人 協同労働協会OICHI公式メルマガ 第64号
2012年6月24日
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こんにちは。
“ブルースカイ”などの額紫陽花や
心なしか、うつむきがちで寂しげな花菖蒲が
これからやってくる本格的な猛暑前の
安らぎのひとときを与えてくれているかの様です。
皆様いかがお過ごしですか?
先日、6月12日(火)、
OICHIの理事でもある、
江森克治氏による講演会、
「協同起業が日本を救う!スモールビジネス進化論」
が、横浜・桜木町の横浜市民活動支援センターにて
開催されました。
当日の様子は、
NPO法人 協同労働協会OICHIの公式ブログ
http://ameblo.jp/npo-oichi/entry-11276751345.html
に記載されていますが、
参加者の中には、
ご自分の本業との関連に触れながら
講演会の内容をブログに
コンパクトにまとめて発表されている方もいらっしゃいました。
講演は、
対目的完成主義、
Cause-related marketing(コーズリレーティッドマーケティング)、
物語消費、超ミマクロ理論といったキーワードで
スモールビジネスの必然性が分かりやすく説明されました。
中でも筆者が講演の中で最も気になったのは、
「まだ見ぬステークホルダーのまだ聞かぬ心の声を
想像できる感性を持っているか」
という部分でした。
アインシュタインの
「問題を作り出した時と同じ思考ではその問題を解決することができない」
という言葉の引用がありましたが、
これは同時に、アインシュタインの
「想像力は知識よりも重要である」
という言葉をも思い起こさせてくれます。
そして、この感性を磨いていくためには、どうすればいいのか?
それは、お話の中にあった
「起業を目指す上で一番大事なもの、
“誰のために何のために事業をするのか?”ということ」、
これを徹底的にとことん突き詰めていくことなのではないか、
そのように私は理解したのですが、
皆様はどのようにお考えでしょうか?
そして、もうひとつ興味深かったお話は、
協同起業の本質は、
「自分の不得意を補うのではなく、
自分の得意を誰かの夢のために役立つこと」
というところでした。
Visionかmissionかというお話もありましたが、
絶対にこれをやっていく!
まだ今の時点では果たしてビジネスとして成り立つかどうかも定かではない、
だけれども、絶対にこれだけは譲れぬ、
その強烈な思いが共感する人を巻き込んで行き、
集まった人の得意、強みを掛け合わせていくということに
なるのでしょうか。
それはもはや、同業、意業種かを問わず、
誰のために何のために事業をするのか?
という点で同じ方向にベクトルを合わせられる人たちが集まり、
ビジネスとしての道筋を見出していく、
ということになるのでしょうか。
「誰の何に役立てるのか?役に立ちたいと思っているのか?」
このことが、意外とおろそかになってはいないか、
そんなことを、よくよく考えさせられ、
今一度、再確認してみようという気にさせられた講演会でし